中間管理職はオワコンなのか?
最近は"中間管理職"でググると、ネガティブな情報が多い。
確かに電機メーカーなど、歴史ある大企業が次々と不祥事や買収などで縮小や撤退を余儀なくされている昨今、組織体は小さくなり、中間管理職の場所など無くなりそうな勢いだ。また、AIやロボット技術の急速な発展によりブルーカラーの部門に至っては、国内からは消滅しそうな勢いだ。
とはいえ、中間管理職は無くならないだろう。
昔のように年齢を重ねれば課長になれる(会社もある)という時代は終わったが、どんな構造になったところで、会社が変わったり、会社や国をまたいでのチームだったりしても、戦略と現場を繋ぐマネージャーが必要な規模の仕事は必ずある。外部のコンサルタントや雇われプロジェクト・マネージャーで賄う部分もあるだろうが、責をとる"組織の人間"が居なくなることは無いと思う。
決して自分がメーカーの中間管理職をやっているから言っている訳でもなく、ネットでネガティブ発言をしている人もわかって言っているのだと思う。
要は中間管理職の椅子は少なくなり、求められるスキルも高度になってきていて、今後、それは加速するということだ。会社の規模や業績に非常に大きく左右されるし、これまでも、これからも、中間管理職層の力で会社の業績も大きく変わるのだろう。だからこそ、今、中間管理職のあり方を考えてみたいと思った。
今のままでは居場所は無い。
変わり続けることで居場所は作れるし、やりたいこともやれる。